※記載の情報は令和3年11月5日現在の情報に基づき作成されています。
11月19日にも経済対策に盛り込まれる予定の、18歳以下の子供や若者へ一律現金10万円給付。
いつになるかはまだ定かではありませんが、来春までの支給を目指すとのことです。
給付が決まれば、何かと物入りな時期に大変ありがたい政策ですね。
ですがその使い道も、悩みどころの一つではないでしょうか。
ちょっと気が早いですが、その使い道を今のうちにイメージしておいても損はないですよね。
次でお話しますが、私のように”子供の未来に資産運用”なんていう面白くない使い道に充てることをお考えでしたら、その資金源はやはり余裕資金であることがゼッタイです。
近頃の石油製品や食材の価格高騰で、お金を使うたびに「またこんなにかかった・・・」と罪悪感を抱いてしまう今日この頃。
今年の冬は、いろんな意味で身が引き締まります。
給付されれば「いつの間にかなくなっていた」という寂しい結果とならないよう、出来るだけ使い道を明確にしておきたいですね。
それぞれのケースを、お金をとっておく楽しさと、給付金が減るリスクも私見で入れながら見ていきます(笑)
1.まずは私が検討したい”資産運用”しよう
楽しさ:中
リスク:中
給付が決まり、我が家がもらえるとすれば、私の使い道はコレでしょうか。
“お金に働いてもらう”ということですね。
現在私が保有しているファンドがありますが、その運用実績を、ザックリお見せしますね。
少しわかりづらいですが、トータルで1,100,000円分購入し、それが現在1,522,561円になっております。
購入してから約1年半の運用状況ですが、何と422,562円運用益が出ているのですね!
内訳は次のようになります。
上段”eMAXIS Slim 先進国株式インデックス”
購入金額300,000円に対し、143,949円の運用益。
1年半で約48%増です。
“eMAXS Slim バランス(8資産均等型)”
約800,000円の購入で、278,612円の運用益。約35%の増加です。
あの時もっと購入していれば・・・と欲が出てしまいそうなところではありますが、お金にトータル422,562円も働いてもらいました。ただただ感謝・感激ですね!
これがもし、通常の口座で運用していたのであれば、運用益の422,562円に対し20.315%が課税され約85,843円を税金として納めることとなっていました!
これがNISA口座での運用により、非課税となりますので、NISAさまさまですね。
私がNISAという選択肢を使えなければ、こうはなりませんでした。
給付金の有効な活用として、こんなふうにお金を”育てる”ことも視野に入れてみてはいかがですか?
運用となれば、お子さんがいらっしゃるご家庭のための政策ですので、大事に見守りたいところです。
2.支払いに充てよう
楽しさ:小
リスク:小
まず、給付が予定されている”来春”あたりに、まとまった支払いが潜んでいないかチェックしておきましょう。
チェックしていなかった支払いが見つかり、今から準備しても間に合わなそうであれば、給付金をその支払いに充てることも考えなければいけないかもしれません。
給付があれば不幸中の幸いです。
チェックしても、やっぱり支払いが見つからないときは、ほかの使い道ができそうですね。
3.楽しいことに使おう
楽しさ:大
リスク:大
まだまだ、以前と同じようにとはいきませんが、コロナによる行動の制限が和らいできました。
そして今回の給付金は、普段の給与収入などとは違ったキャラクターの給付です。
毎回の支払いには憂鬱になることがあるとしても、この給付金は楽しいことに遠慮なく使うのも良いですよね。
ワクチンの接種証明割引きなど、これからさらに、旅行業やホテル業などで浸透していくと思われます。
- 楽しい時間は、独りで思い切り
- 楽しい時間は、一人より二人
- 楽しい時間は、家族みんなで
そんなこともできる雰囲気になっています。
給付が決まったときのために、そんな楽しいプランを温めておいてもバチは当たりませんね。
4.貯金しておこう
楽しさ:?
リスク:?
前回の、安倍政権が行なった10万円給付で、一番多かった使い道がこれです。
一言に貯金といっても”お金をとっておく”という点ではいろいろな方法がありますよね。
a)生活費引き落とし口座に入れておく
楽しさ:小
リスク:大
一番やってはいけないパターンです(笑)
今までの給付方法をみれば、世帯の対象者分の合計額が、世帯主口座に振り込まれることになっておりました。
その口座は、なにかしらの支払いを引き落としに設定していることが考えられますね。
ですので、給付金が振り込まれてから、何もせずそのままにしておくと、いつの間にか無くなってしまった。なんてこともあるかもしれません。
早めに違う入れ物に移してしてあげましょう。
b)定期預金などに入れておく
楽しさ:中
リスク:小
普通口座とは別に管理できることが多い”定期性貯金”
預金した元金額ごとに明細管理ができますね。
引き出す際も、一般的に銀行の窓口等に出向かなくてはなりませんので、いつの間にか無くなっているということはまずありません。
ナイスな使い道プランが決まるまで、そのままでOKです。
必要な時に引き出すイメージですので、計画的にお金を使うことができてオススメですね。
c)月払いの保険料をまとめ払いする(前納)
楽しさ:小
リスク:中
これはです。
全く面白くありませんが、何かの事情と組み合わせることで、役立てる場合があります。
月払いの保険料を前納すると、前納した金額分の期間は、保険料の引き落としが無くなります。
そして、まとめて払ったメリットとして、保険料の割引が受けられます。(貯金の利率よりも良いことも)
-例 給付金10万円で、月10,000円の保険を前納=向こう10カ月は保険料引き落とし無し
結果として、
自動的に、給付金10万円を10カ月のあいだ、分散して恩恵を受けられる
ことになります。
思いつくケース
・事情によって、向こう10カ月間だけ、支出がかさむ
・保険料の割引を受けつつ、月10,000も別口座に移す
・お金をすぐ使ってしまいそうなので、使えなくしたい
など、上手につかえば、魚一匹をお刺身でいただいて、余った部分は干物、骨やそのほかで出汁をとるのような感じで使えます。
ただ、何となく前納してしまうと、保険料がかからない10カ月の間に、その生活水準に慣れてしまい、保険料引き落としが再開するときに支払いがキツくなるというリスクはあります。
前納は、やりくりを十分イメージしてから行いましょう。
最後に
コロナ支援策18歳以下一律現金10万円給付金。
その使い道はご家庭それぞれでしょう。
大変うれしい政策ですので、出来れば有効に利用したいですね。
当事務所では、貯金のための保険の見直しや、投資信託の運用を検討して、家計のお悩みサポートもさせていただいておりますので、お困りの方は、お問い合わせください。
その他、何か良い方法やご不明点がありましたら、下のコメント欄よりお聞かせいただければと思います。
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