譲渡による、自動車の移転登録業務を処理中です

札幌にお住いのお客さまですが、業務を引き受けさせていただきました。

どんなことでもそうかもしれませんが、自動車の移転登録においても、当事者のおかれている状況により、確認事項が異なってきます。

ヒアリングが最重要になってきます。

まさに”開けてみないとわからない”

この宣言下の状況ですから、まずはお電話でヒアリングさせていただくことに。

こんにちは。菊地です。

今回は、個人売買などによる、自動車の”譲渡”ですね。

お客さまは(依頼者)自動車の譲受人でございました。

保管場所証明も必要となりますので、こちらは、譲受人さま側への対応で完結できそうです。

その間に、譲渡人さまへの対応を考えよう。

ただ、譲渡人さまの自動車の所有・使用形態によっては、なかなか対応が難しくなる可能性も残されています。

ヒアリング項目は多肢に及びますが、お客さまのおかれている、譲渡の進行状況により、一度にお聞きすることもできないものもありますので、迷惑にならないよう気を配りながら、その都度確認しなければならないものも。

まずは保管場所証明の取得ですが、今回の駐車場は、スロープを降りた先にある、地下駐車場の様子。

ということは、”高さ“がどうかということも、判断しなくてはなりませんね。

地下駐車場です
イメージです

駐車場に入る前の”ゲート”の類の有無も確認しておいた方がよさそうです。

Google Mapなども駆使するのですが、限界がありますね。

ですので、ここはやはり現地に赴き”高さ制限”の測定や駐車環境の外観も、追加で行うことになります。

屋外で寸法などを測るために使用する、巻尺です
私の愛用巻尺 屋外はコレです

当事務所は千歳ですから、札幌への移動は時間面、費用面ともに極力最小限に止めます。

今回はお住まいの居宅、駐車場が賃貸によるものでしたので、保管場所の使用承諾書が必要です。

この状況下ですから、出勤自粛などされてるのでしょう、なかなか日程が合いません。

何とか不動産管理会社と日程調整をさせていただいて、伺う日取りを決定。

それにぶつけて、駐車場の測定から、所在図・配置図を公共スペースで作成。

さらに、周辺のコンビニでそれらを印刷。

そしてその足で警察署に提出まで行います。

今回は初めて伺う警察署でした。カーナビで謎の道路を走らされましたので、運転に細心の注意を払います!こういった移動は、帰ってからドッと疲れが出るのですよね・・・。

チェックリストのイメージ

これで、車庫証明はOKです!

あとは、車庫証明書などの取得と同時に、その足で移転登録を済ませる。

保管証交付まで日数がかかりますので、入念に移転登録の書類チェック。

ですがここで、当事者間の書類で一点問題を発見。

追加書類が必要となってしまいました。

当方で完結できる内容の不備でしたので、完結してしまおうとも思いましたが、委任内容から、当事者にも念のため選択肢を提示してみます。

その結果、当事者間でなんとかするとのことで、伺って良かったです。

こちらが良かれと思ってのことだとしても、受け止め側の方には、そうでないことは多々ありますしね。

現在は書類の到着待ちですが、これは、早いうちにOSSを導入しないといけませんね。

私は千歳ですので、自動車系の業務は何かと管轄の札幌に出向く回数が増えます。

距離的にはそうでもないのですが、交通量などで時間がみるみる取られていくのです・・・。

時間ができてしまいましたので、依頼者さまへ何か、お役に立てる事がないかを考えます。

依頼の内容を遂行して、ハイ終了。では、行政書士の名に恥じるというものです。

+αが欲しいところ。

そうですね・・・自動車の譲渡には、保険やら税金やら、分かりづらいことが多いもの。

それらの留意点をまとめた資料を、作成しご提供することに。(当たり前か)

依頼者さま、お車を運転いただけるようになるまで、もう少しお待ちくださいね。

今後は、みなさまのお役によりお役に立てるよう、OSSの導入を進めていくことにします。

個人の方からの依頼ばかりだと、メリットがあまりないかもしれませんが・・・

そういえば、緊急事態宣言下もありますが、久しぶりに札幌へ。

昨今の報道などの影響もあり、自転車が公道を走行する光景が増えましたが、自動車を運転していると、左折に相当な注意が必要だと感じますね。

気を付けまいりましょう!

運転の怖さもまた、再認識した今日この頃でした。

質問:お困り事がありますか?あればコメント欄でぜひ教えてください。

それではまたお会いいたしましょう。

PS:10月2日に業務完了しました。